Brocade File Lifecycle Manager(FLM)
Brocade FLM(Brocade File Lifecycle Manager)は、企業が保有するファイルデータをライフサイクル全体に渡って効率的に管理するためのソリューションです。ストレージの階層化を図り、コンプライアンスへの容易な対応を可能にすることにより、ストレージ環境全体のコストを削減します。
主な特長
- データの相対価値に応じてディスクストレージを使い分けることにより、階層化ストレージアーキテクチャを実現
- データ量の増加に応じたプロアクティブ型管理により、ビジネス目標に合ったデータストレージポリシーを簡素化
- 多様で自動化された再利用可能データ管理ポリシーによって管理作業を最小化
- 使用容量の負荷を分散することにより、コストの高いストレージを削減し、低コストストレージを有効に活用
- データの適切な分類と配置によって不要なバックアップを排除
- 高度なモニター/レポート機能による監査証跡の作成
- データの恒久性、正確性、整合性、安全性を確保するNetApp SnapLock との統合によってコンプライアンス対応を支援
包括的なファイル・ライフサイクル・マネージメントの実現
IT 環境におけるデータは、ほとんどの場合多種多様な形で無雑作に作成され、企業内のストレージ・システムには、不均一なデータが混然と蓄積され、増加していきます。
そしてこのデータのアンバランスな増加は、時間の経過に伴ってストレージ・デバイスの乱立や、管理者の負担増、コンプライアンス対策の複雑化を招き、ハードウェアへの投資を重ねる結果となっています。
こうした問題を解決するのが、Brocade File Lifecycle Manager(FLM)です。
ファイルデータのライフ
サイクル(生成から廃棄まで)に渡る能動的なデータ管理を実施し、ストレージの管理ポリシーをビジネス上の優先事項とコンプライアンス要件に対応させることで、総体的なストレージ保有コストの削減を図ることができます。
革新的なポリシーベースのソリューション
Brocade File LifecycleManager( FLM)は、Network Appliance(NetApp)社製ストレージシステムにおけるファイルデータのライフサイクル・マネジメントを行うポリシーベースのデータ管理ソリューションです。
データのビジネス上の重要度を反映させ、コーポレート・ガバナンス目標に応じて定義されたポリシーに基づいてファイルデータの分類、分析、ブロッキング、移動、編成、削除を行うことによってストレージ全体のコストを削減します。
またBrocade FLM は、ユーザによるファイルアクセスを維持しながら、属性およびアクセスパターンに応じたデータ管理の最適化を行うことができます。
長期にわたってのデータアーカイブ/保護が可能で、コンプライアンスに対応するために必要な情報の長期保管と維持にも効果をもたらします。
Brocade FLM を導入することで、必要なプライマリストレージの数を減らす
ことができるとともにバックアップのコストを低減でき、ストレージ全体の
大幅なコスト削減を達成することができます。
階層化されたディスクベースのストレージを導入することで、低コストなセカンダリストレージをより効率的に活用できるようになります。
Brocade FLM の導入効果:
- 使用頻度の低いデータを自動的にセカンダリストレージへ移動し、ボリューム容量を大幅に増加
- ストレージ機器の購入コストを大幅に削減
またBrocade FLM では、重要度の低いデータを、プライマリストレージデバイスと同等のデータ保護レベルを必要としないストレージに移動して、テープハードウェア、バックアップソフトウェア、管理コストなど、バックアップの関連コストを削減します。
柔軟なライフサイクル・マネージメント・ポリシー
Brocade FLM は、データ管理を簡素化するために、企業内のデータストレージと長期保管のガイドラインをベースに、次のような広範なポリシーパラメータをサポートしています。
- Adaptive archival algorithms: 将来の移行時に特定のリストアファイルを除外
- Archival storage manager: 複数のオフラインストレージをプールとして定義。大きなボリュームをセカンダリストレージとして
セットアップする手間を省いたり、オフラインストレージごとの使用量を追跡
- Blocking: 特定のタイプのファイルがプライマリストレージへ格納されるのを抑止。
- Classification: ファイルの所在、形式、名称、経過時間、サイズ、属性、またボリュームの使用状況などのパラメータに応じてファイルデータを分類
- Migration automation: 定義された条件や範囲にマッチしたファイルを複数のセカンダリストレージデバイスに定期的に移行
- Primary space optimizer: リストアされたファイルをセカンダリストレージに自動的に再移行
- Restore control: 不適切なデータリストアによるストレージ使用やネットワーク帯域のネガティブインパクトを最小化
- Retention/deletion: 長期保管期限の過ぎたファイルなど、事前に定義されたパラメータにマッチしたファイルを削除
- Simulated migration: 詳細なシミュレーション分析を実施して結果レポートを出力し、ストレージ容量とネットワーク使用帯域の計画をサポート
Brocade FLMにおける主要な特性と導入メリット
| 特性 |
メリット |
| インテリジェント/高性能 |
・シミュレーションによる詳細な容量計画とデータ構成/分散状況の把握
・多→単、単→多のストレージ移行が可能 |
| ポリシーベース/自動化 |
・手作業による分類、移行、削除作業を排除
・様々なライフサイクルマネージメント作業に対してスタンドアロンまたは統合ポリシーを提供 |
| 無停止運用/透過性 |
・プライマリのファイラーへのアクセスとファイルの閲覧をユーザに提供
・データ作成ならびに保護アプリケーションに対し、ファイル移行を隠蔽 |
| 信頼性/拡張性 |
・数百万におよぶ使用頻度の低いファイルを効率的に処理する一次拡張を提供
・複数の可用性機能を備えた高度な冗長アーキテクチャを提供
・厳格な情報保管・維持規定のコンプライアンスへの対応をサポート:SOX法、個人情報保護法、e文書法など |
企業全体におけるBrocade FLMの効果
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