Brocade社デュアル・ファブリックSANによる事業継続性の最大化
事業継続性の向上を図るためにデザインされたデュアル・ファブリックSAN
事業環境において、単一機器の障害がシステム全体の障害となること(single point of failure)を防ぐことで、Brocade社ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)は、ビジネス・アプリケーションの総合的な可用性を飛躍的に向上します。ネットワーク・ストレージ方式のアプローチは、SANコンポーネントおよびサーバーとストレージの相互接続機能を含む、包括的なシステム・デザインの実現が可能で、これにより、ディレクターなどの単一デバイスのSAN製品と比べ、非常に高いレベルの可用性を達成しています。実際、Brocade社のスイッチベースのSAN製品は、優れたコスト効率を維持しながら、データおよびシステム可用性の向上に対する非常に信頼性の高い基盤を提供しています。
単一ディレクター製品では、冗長ハードウェアによる高可用性を提唱していますが、これらの製品では、必ずしも人為的エラーやソフトウェア障害といった、最も一般的なシステム・ダウンタイムの原因が考慮されている訳ではありません(Gartner Group社のITシステム・ダウンタイムに関する研究より)。これとは対照的に、ネットワークされたBrocade社SANファブリックでは、障害許容性能を向上する抵抗力のあるネットワークと共に冗長コンポーネントを採用することにより、可能性のあるすべての障害シナリオを考慮することが可能です。つまり、Brocade社デュアル・ファブリックSANでは、単一ディレクター製品に比べ、より広範囲にわたる多数の障害シナリオにおいても事業継続性を実現できます(表1参照)。
デュアル・ファブリックSANは、アプリケーションにデータへの代替パスを提供することで、高可用性ハードウェアの補足的な役割を果たします。このアプローチは、人為的エラー、ソフトウェア問題、またはサイト停止などによる障害発生時においても、事業接続継続性の維持を支援します。さらに企業は、デュアル・ファブリックSANにより、ビジネス・アプリケーションの稼働に影響を与えることなく、新規SANファームウェアやソフトウェアのテストとアップグレードを行うことが可能となります。
高いROIを実現するための効率的管理
コスト効率が良く、しかも高可用性のSAN環境を実現するための重要ポイントの1つとして、効率的なSAN管理があげられます。Brocade社のSANは、より有効なストレージ・リソースの活用、効果的な管理機能および改善された事業継続性を通じて、非常に高い投資収益率(ROI)を実現できるようにデザインされています。事実、リサーチ会社KPMGによって先頃行われた、実際のBrocade社SANの実装に関する研究報告により、アプリケーション可用性の向上を図りながらの、驚異的な運営コスト削減の達成能力が明らかとなりました。
今日、Brocade Fabric Managerなどの製品により、単一のユーザフレンドリーなインタフェースから、デュアル・ファブリックSAN全体の非常に効率的な管理が可能となりました。またBrocade社は、VERITAS、Tivoli、BMC、CompaqおよびEMC社製の主要製品をベースとした、既存の事業管理フレームワークにSAN管理を統合する柔軟性の高い管理オプションを提供しています。
高可用性SANソリューションの実装用リソース
高可用性を誇るSANファブリックの展開および統合の合理化を図るため、Brocade社では実装詳細ガイドラインを提供し、64または96ポート・ファブリックからスタートし、数百ポートを含むエンタープライズSANへの拡張を行う企業を支援しています。
デザイン、展開および管理ガイド
高可用性デュアル・ファブリックSANの管理に焦点を当てることにより、システム管理者は、モニタリング、チューニングおよびトラブルシューティングに対するツールおよび処理が利用可能となり、また他の操作に影響を与えずにコンフィグレーションの変更を行うことが可能です。詳しくはWebサイトwww.brocade.com/haを参照してください。
ストレージ・エリア・ネットワークによるシステム可用性の向上
企業が最高レベルの可用性を達成するため、どのようなSAN環境を構成すればよいかという詳細情報が提供されています。Webサイトwww.brocade.com/haを参照してください。
Brocade社の高可用性SOLUTIONwareガイド
ここでは、認可および検証済のSANコンフィグレーションについて解説しています。例として、SOLUTIONwareガイドでは、エンタープライズ・ストレージとUNIXサーバーをデュアル・ファブリックの高可用型SANへ統合する際の詳細を述べています。またサーバーとSANの間で単一機器の障害がシステム全体の障害となることを解消するための、VERITAS DMPデュアル・パス・ソフトウェアの使用方法についての詳細も解説されています。詳しくは、www.brocade.com/haを参照してください。
Brocade社ファブリック・スイッチによるSAN構築
テキストブックの形式で、end-to-endのSAN実装および管理ガイドが提供されています。SAN環境内における可用性の向上に関する特別セクションが含まれています。 加えて企業は、パフォーマンスと可用性の両方の向上を図るために、新しいBrocade 3800 2 Gbit/秒スイッチの導入ができます。Brocade 3800は小規模から中規模サイズのストレージ・ネットワークのコアとなる、様々な高可用型ハードウェアおよびソフトウェアの統合を行います。ファブリック全体におよぶ冗長ネットワーク・パスが利用可能な、core-to-edge SANモデルは、ほぼ100%のシステム全体の可用性を実現しています。詳しくはWebサイトwww.brocade.com/haをご参照ください。
