INFORMATION LIFECYCLE MANAGEMENT (ILM)
企業における非構造化データ(ファイル)のライフサイクルは、ユーザがドキュメントを作成したときに始まります。はじめのうち、ユーザは新しいドキュメントに頻繁にアクセスし、変更を加えますが、時間とともにこの作業は減少していきます。一定期間にわたってドキュメントがまったく使用されなくなれば、これらのドキュメントは、業務プロセスに支障を及ぼすことなく、安全にアーカイブすることができます。
ILMは、既存のストレージリソースを最大限に活用し、ROIを向上させるIT戦略です。何カ月もアクセスされないドキュメントによって貴重なプライマリ・ストレージの容量を浪費することなく、それらのドキュメントを比較的安価なセカンダリ・ストレージデバイスに移行することによってコストを削減でき、またバックアップコストの削減が、さらに大きな節約につながる場合もあります。
ILMのための階層化アプローチ
データを高価な高性能ストレージから比較的安価なストレージに移行することで、IT部門はデータ管理のコストを抑制しながら、ストレージ・ポリシーをビジネス優先度に合わせて設定し、データの長期保管を規定する法令を遵守することができます。
社内全体でデータが複数のデバイスや拠点にわたって分散している場合、情報のライフサイクルを監視することは非常に困難です。これが、企業にとってデータの統合/移行とILMがきわめて重要となる大きな理由となっています。ストレージをデータセンタに統合し、エンドユーザに対するデータアクセスを中断させることなくデータのライフサイクルを最善の方法で管理できるツールを管理者に提供することによって、企業は既存のストレージリソースを最適化し、より高いROIを実現することができるようになります。
古いものは外に、新しいものは内に
ILMの概念は、実はコンピュータよりも以前にさかのぼり、デジタルファイルだけでなく印刷文書の管理にも適用されるものでした。そして現在、データ分類や、データ統合、ILMツールの提供によって、企業のストレージシステムにおいてILMを実現することは非常に容易なものになっています。これらを組み合わせることによって、階層型ストレージ・アーキテクチャの構築を強力に支援し、またコンプライアンス要件を簡素化することによって、ストレージにかかるトータルコストを削減します。
Brocade StorageXの利点
Brocade StorageXグローバル・ネームスペースは、データ分類のための論理的なデータ・グルーピング手法をIT管理者に提供します。Brocade StorageXは、主要なITプロジェクトで必要となる各種レポートを生成するための強力なレポーティング機能を備えており、また、IT管理者は、Brocade StorageXによって、業務に即したカテゴリ、例えば部署、拠点、プロジェクト、ユーザグループ、ファイルの経過年数、ファイルサイズ、最後のアクセス履歴などに基づいてデータの分類を行うことができます。そして、一度分類ポリシーが設定されれば、IT管理者は必要なデータ移行プロジェクトの条件に沿って、カスタマイズされたレポートを生成することができるようになります。
- 複数パラメータによる詳細なデータ分類
- ポリシーベースの自動化されたレポーティング
- 包括的な定型レポートと、カスタマイズされたレポートの生成
- データ・ライフサイクル・マネジメント戦略実現の基盤としてのレポーティングの活用
ILMを支援するBrocadeファイルサービス製品:
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